フランス式アロマテラピー

（クラフトワークショップ）

フランス式アロマテラピーの特徴は、従来の香りを楽しむだけではない薬効成分に注目したところにあります。

医師をはじめとするメディカルグレードを扱えるハーブの専門家達が、個々の症状に合わせ予防医学から治療にも使用しているところが、アロマテラピーを取り入れている各国の歴史や普及との違いです。

風邪の予防・肌トラブル・頭痛・肩こり・生理痛など、あらゆる不定愁訴の改善に役立ち、赤ちゃんから大人まで、安心して実践できるフランス式アロマテラピーは、現代人の健康維持に大変有効な自然療法です。

【精油・基材について】

ヨーロッパでは、精油は医療に使われるため、品質を公の機関が分析します。

フランス式アロマテラピーで取り扱う精油は、そのヨーロッパの厳しい基準をクリアした、100％純粋・天然・完全な精油です。

医師が代替医療の一つとして使用できる欧州最高品質基準を満たし、医薬品グレードの認証を受けた精油や、欧州国基準によるオーガニック認証を得ている精油、その精油の効果を最大限に引き出すために、保存料や防腐剤を一切含まず、時間をかけ低温圧搾法で丁寧に抽出された無添加ピュアオイルなどを使用しています。

アロマテラピーは「芳香」療法ですが、香りが苦手という方には、キャリアオイルのみを使っていただくだけでも、十分な効果を感じていただけます。

私、宙巳は、妊娠をきっかけにアロマテラピーに関心を持ちました。

その時は、リフレッシュにちょっと利用したり、風邪や花粉症にもいいと聞いたティートリーや、ユーカリのオーガニックの精油を使ってみたりしましたが、何となく良いのかな、というところで止まっていました。

ところが、「フランス式アロマテラピー」とめぐり合い、アロマテラピーへの興味が再燃しました。

最初の出逢いは、リフレッシュスプレーだったのですが、その香りが包み込むように心身を深く癒してくれ、あまりの心地良さにうっとり。

植物の優しさに包まれているようでした。

「日々のあらゆる場面で活用したい！」とのめり込み、学びを深めて参りました。

それまでは、肌が弱かったこともあり、化粧品を使えば使うほど肌が荒れ、むしろあまり使わないことでの現状維持が自分にできるベストと思っていたのですが、フランス式アロマテラピーとの出会いによって、自分では通常肌と思っていた肌の状態が、常に乾燥していたことを知り、オイルによってモチモチになる肌で、「ゼロ」をキープするのではない、潤い満たされる幸せを知りました。

肌の潤いとともに、精油の香りに、植物のパワーに包まれ、疲れた心も柔らかに解きほぐしてくれる出会いのありがたさに泣きそうになることもしばしばでした。

その時の心身の状態によって、響く精油は変わります。

とっても疲れていた時に、あったかく優しく包み込んでくれた精油が、元気になってくると甘すぎるように感じたり、次回には癒された後にデトックスしたい自分を後押ししてくれるようなスッキリした香りを選んでいたり。

アロマテラピーが日常の様々な場面で活躍してくれるようになって、自分の状況や変化、自分の感覚に敏感に気づけるようになりました。

今私が生活の中で「アロマテラピー」を活用している場面を想像すると、空気清浄、消臭・殺菌・除菌、スキンケア、美容、お化粧、歯磨き、掃除、洗濯、食器洗い、入浴時、ティータイム、リラックス、リフレッシュに、他のセッションでのお客さまのリラックスのために、作ったクラフトをプレゼントやお礼、おみやげなどに。

と、ありとあらゆる場面で活用していることに改めて気づきます。

そして、何種類もの洗剤や、余計な添加物・人工的な化学物質のなるべくない、本来の自然な生活空間作りの大きな基盤となってくれています。

アロマテラピーを自分の日常に取り入れることで、人間の利益追求によってややこしくなっているだけで、物事は実はもっとシンプルなんじゃないかと思うようになりました。　

学び始めた時、「精油を使い続けていると、人生が変化していきますよ。」と言われました。

実際に、そういう方を何人も見てきたと。

嗅覚・香りは脳に直接働きかける＝本能に働きかける

→本来の自分が目覚めていくことで、変化が起きるのかもしれません。